こんにちは、はるさめです。
27卒(2027年度に就職する就活生)の皆さんは就活が本格化してくる時期ではないでしょうか。うちの研究室でもM1の子たちがしきりにwebテストやES、企業の年収など就活関連の話をしています。そこで後輩の子からよく聞かれるのが「自己分析って必要なんですか?」っていう質問。結論から言えば僕は必要だと思います。というか就活生に限らず全ての人にとって常に自己分析はすべきでしょう。知らず知らずのうちにやっている人もいるかもしれません。今回はそんな自己分析の話題を書いてみようと思います。一応就活生向けに書いているつもりですが、自分ってどんな人間だっけ?と自分探しの旅に出ようと考えている方も一度読んでみてください。
自己分析とは
自己分析とは何か?分析というワードを聞くと少し仰々しい感じもしますが、そんなに難しく考える必要はありません。要するに自分は何が好きで、何が嫌いか、普段何を考えて、行動に移しているのかを言語化すればいいだけです。
例えばあなたが友達から「彼女を最近遊びに誘っても理由をつけて断られる。これって浮気かな?」という悩み相談を受けたとしましょう。それに対して「それは疑いすぎでしょ。ただ忙しいだけじゃない?」と返したり、「それは確かに怪しい!問い詰めた方がいいよ!」と同調したり、人によって様々な反応があると思いますが、特定の状況に対して自分だったらどう動くか、それを考えるだけで自己分析になります。
就活という軸から少し話が逸れましたね。もとに戻しましょう。上の例では友達の相談から自己分析を行いましたが、忙しい就活生が世の中の全ての悩み相談を受けて、それに対して自分だったらどうするかなんて考える時間はないでしょう。(なんなら悩み相談したいのはこっちじゃ!と思うかもしれません)
自己分析って実際どうやるの?
そこで重要になるのが自身の過去の振り返りです。自分だったらどうするかという仮定の話を考えるのではなく、今までどう行動してきたかを振り返る方がより正確に自分をとらえることができますからね。自分史を作るという方法も広く紹介されていますが、僕がおすすめしたいのは強く感情が動いた瞬間を思い出してみるということです。自己分析はガクチカとも結び付けられやすく、自分が功績を残した瞬間を思い出さなくてはいけないと思いがちかもしれません。ただ多くの人は全国大会に出場していませんし、たいそうなボランティアにも参加していないでしょう。でもそれらの人が何も個性がない人かと言われたらそうではないはずです。必ずその人なりの長所や特徴があるはずです。それを引き出せるのが強く感情が動いた瞬間なのです。
強い感情にもいろんなものがあります。怒り、喜び、悲しみ、驚き、なんでもいいです。思い出してみてください。強い感情が湧き出る瞬間というのはその対象となるイベントによって強く喜びを感じた、酷くムカついた、考え方をひっくり返された瞬間であるはずです。それらの出来事は間違いなく今のあなたを象徴する価値観を作ってきています。そのような出来事を生まれたときから自分が思い出せる範囲で書き出してみてください。僕の例だとこんな感じになります。
- 小学校時代、リフティングが誰よりも下手くそだったのに誰よりも休まず練習に着ているということで同級生の誰よりも早く大会のメンバーに選んでもらえた
- 中学時代、真面目にやっている部員がいる中でサボって、そのうえ周りに迷惑をかける部員がおり、そいつらにムカついて水筒を蹴り上げたら水筒が変形した
- 高校時代、知っている友人が1人もいない世界に初めて放り出されて、クラスになかなか馴染めず、最初の遠足?的なものを1人で回った
- 大学時代、バイト先の塾講師で担当していた生徒から最後の授業の際にお手紙をもらい、感動で泣きそうになってしまった。
わかりやすく、小中高大で一つずつあげましたが、数は気にせず思いつくだけ書きなぐってください。うまくできたことでも黒歴史でもなんでもいいです。ありのままの自分を書き出しましょう。どうせ誰に見せるものでもありません。書き連ねていくと自分の強いところと弱いところが見えてくるはずです。僕の場合ですと、クソ真面目でコツコツ努力していくのは大得意なのですが、少し堅物なところがあり、それが原因で人と打ち解けあうのが苦手な側面もあります。このように誰もが強いところと弱いところを抱えています。面接用の台本なんか考える前にこれを把握しておくことがとっても大切です。自分の性質を知ることさえできれば、あとは面接官に見せたい自分の側面を考えるだけなのですから。下手に一個のエピソードから無理やり自分の長所を取り繕うよりもよっぽどうまく話せるでしょう。何より真実を話している分、面接中の会話にも余裕が生まれるはずです。
今回は自分なりに就活生時代に使った自己分析の方法についてまとめてみました。参考になったでしょうか?ではまた次回のブログで~
コメント