こんにちは、はるさめです。
4月も終わり、すでにゴールデンウィークに突入している方も多いのではないでしょうか。
修士1年生の皆さん、そろそろ就活を始めていますか?

もう就活始めるの??
まだ5月だし、そんなに焦らなくてもいいんじゃない?
確かに、忙しい院生であればまだ就活に手を回せていない人も多いでしょう。
でも、“周りがやってないから自分も”という理由で動かないのは、ちょっと危険です。
この1年、本当にあっという間に過ぎていきます。
もし計画的に進めていなかったら、周りがどんどん内定をもらっているのに、自分は一向に内定がもらえない……なんてことも。
だからこそ、今この時期に「就活」を考えることがとても大事です。
今回は、理系の大学院生である僕の実体験をもとに、就活を始めるうえで役立つ情報をまとめました。
とはいえ、理系院生に限らず、就活生全体に役立つ内容を意識して書いていますので、ぜひ参考にしてください!
就活スケジュール|1年間の流れをざっくり把握!
「就活始めよう!」……と思っても、何から手をつければいいのかわからない人も多いはず。

気持ちは焦っていても、実際何をしたらいいのか分からないよね…
そこで、僕が修士1年生のときにどんなスケジュールで動いていたか、ざっくり紹介します。
時期 | 内容 |
---|---|
3月 | 就活開始/就活サイトに登録/業界分析・セミナー参加 |
4月~5月 | メンター面談/セミナー参加/夏インターンES提出・面接/Webテスト対策 |
6月 | メーカー夏インターン募集開始/ES提出・Webテスト受験 |
7月 | メーカー夏インターン面接 |
8月~9月初旬 | メーカー夏インターン実施 |
9月下旬~10月 | 冬インターン申込み/ES・面接 |
11月 | 夏インターン経由の早期選考/学会参加 |
12月 | 冬インターン実施 |
1~2月 | 夏・冬インターン経由の早期選考最終面接 |
3月 | 本選考解禁/就活終了 |

え!こんなに予定詰まってるの!?研究と両立なんてできるの??
そうなんです、院生は研究との並行が大変。
依然紹介した通り、院生は研究と並行して就活を進めなければなりません。
大学院って何?国立大学の修士2年が語るリアルな大学院生活と研究の日々
(↑大学院のリアルについて紹介した記事がこちら!)
だからこそ「ぼーっとしていたら置いてかれる」ってこと、ぜひ実感しておいてください。
就活を始めたらまずやるべきこと:2つだけ!
「やばい!就活始めなきゃ!!」とスイッチが入ったそこのあなた。
まず最初にやるべきことはこの2つ!
就活サイトに登録しよう
就活サイトって?
→ 企業情報を検索したり、エントリーしたり、セミナーを予約したりする学生向けのWebサイトです。
登録するメリットは主に3つ!
それぞれ一つずつ見ていきましょう!
企業からオファーが届く
自分のプロフィール(研究内容やスキル、ガクチカ、インターンへの参加経験など)を登録しておくと、それを見た企業から直接オファーが届くことがあります。

え!企業から声をかけてくれるの!?
それは絶対にプロフィール書かなくちゃ!!
中には、一般には公開されていない“限定オファー”もあったりするので、登録するだけでチャンスが広がります。
私も某大手自動車メーカーからオファーを受け、実際に面接を受けたことがあります!
オファーが届いたからといってインターン参加確約などはないですが、それでも登録しておくだけでチャンスがつかめるなら登録しておくに越したことはありません。
選考体験談が読める
就活を進めていくとインターン選考や本選考の段階でES(エントリーシート)を書いたり、面接を受けたりする機会が多々あると思います。
ただそういうときにESってどうやって書けばいいんだろう… 面接って何が聞かれるんだろう…と不安に思うことがあるはずです。
そういう時に頼りになるのが過去の先輩の体験談です。
皆さんも高校受験や大学受験の時に過去問を解いたことがあるはずです。就活でも”過去問”を知っておくことが大事になります。
もちろん毎年ESが同じ形式とも限りませんし、面接だって面接官によって多少聞かれることは変わるでしょう。ただその企業の色というのはどうしてもあります。
こういう人を求めている、こういうエピソードが面接官に好印象を持たれやすい、このような事前知識があるだけで選考対策の質はぐっと高まります。
セミナーやメンターとの面談を通じて就活対策ができる
上のサイトに登録して、選考体験談が読めるのはわかったけど、実際の自分のガクチカがその人たちと同じとは限らないし、結局どうやって書き始めたらいいの?と思っているそこのあなた。
そう、その通りなんです。
生まれ育った場所も経験してきたことも人それぞれ、当然頑張ってきたことも違います。
ESの実例を見て、自分の体験に応用できる人ならばいいかもしれませんが、就活を始めたばかりの人にはそれは酷な話です。
そこで登場するのが就活セミナーです。
自分が持っているガクチカを相手にわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、
面接では何を聞かれるのか、といったところを就活に特化した専門の講師が教えてくれます。
お金などはかからず、すべて無料です。
就活を進めていけばセミナーで教えてもらう内容などはすべて基礎中の基礎ではあるのですが、始めたばかりの初心者には非常に有益な情報だと思います。ぜひ時間があるうちに受けておきましょう。
またセミナーよりもより一対一での対策をしてほしい人はメンター制度がおすすめです。
メンターという言葉は聞きなれないかもしれませんが、要は就活生の相談相手です。面接の壁打ちやESの添削、就活でのお悩み相談などに乗ってくれます。ぜひ活用しましょう!

個別にアドバイスしてくれるなんて、心強すぎる!!
「ES書くぞ!」…その前に業界分析を!
いざ就活サイトに登録して、オファーを受け取ったら次にやるべきことは「ESを書く!」……ではありません。
ちょっと待ってください!
その企業、あなたに本当に合っていますか?
もっといえばあなたにその業界は合っているでしょうか?
そもそも就活をしたことのない学生であれば知っている企業など有名な大手メーカーやメガベンチャーばかりでしょう。

うっ…トヨタとかSONYしか思いつかない……
企業はそれだけではありません。あなたの知らない業界(何か例を出したい)やあなたの知らない企業が必ずあります。もしそうした企業を見たうえで、それでも大手に行きたいと結論が出せたなら、それは全く問題ありません。突き進むだけです。
しかし広い世界を知らぬままに決断をしてしまうのはあまりにももったいないです。
そこで取り組むべきなのが業界分析です。
これについては説明会やセミナーを受けるのもいいですが、youtubeにもたくさんいい動画が上がっているので🔎業界分析 で一度調べてみるといいと思います。
以下に僕がこの時期に見ていた動画を紹介します。
【いい会社の選び方①前編】1000人超に総力取材「35歳の手取り平均収入マップ」/いい会社を選ぶ「9つの視点」/給料が上がらない7つの理由/報酬で見た5タイプの企業/ガチの成果主義/知的ブルーカラー
業界全体を網羅していてとても参考になると思います。また企業選びの軸など就活初心者にとって重要な情報が載っています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:就活は「早く動いた人」が勝つ!
どうでしたか?
就活を始める上でやるべきことが少し明確になったのではないでしょうか?
就活は、早めに動いた人ほど納得のいく結果を得やすいです。
とくに理系の院生は研究との両立が大変だからこそ、就職活動に優先度をしっかり置くべきです。
新卒での就活は、今後の人生に関わる大きな選択。
この売り手市場の世の中だからこそ、じっくり自分と向き合って、納得のいく企業選びをしてください!

会社に入ってから過ごす時間は高校や大学よりもはるかに長いもんね~
このブログでは、今後も院生の就活に役立つ情報を発信していきます。
次回の更新もお楽しみに!
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