新たな出会い、そして“その子”
「最後の挑戦」と決めて始めたマッチングアプリ生活も早1ヶ月。
この間に2人の女性と実際に会いました。
一人とは一回で終わってしまったけれど、もう一人とは二回目のデートへ。でもその後は予定が合わず自然消滅…。
「うーん、あと一歩なんだけどなぁ〜」と悶々としていたある日、運命の通知が届きました。
それは、ディズニーが大好きで、カチューシャをつけた笑顔の写真がとっても印象的な子からの「いいね」。
彼女の好きなキャラクターがプーさんということで、偶然にも僕がプーさんグッズを持っていたこともあり、話題は大盛り上がり。
「この子と、会ってみたい——」
自然と、そんな気持ちになっていました。

これは…!ついに運命の相手かな!?!?
ドタキャンでがっくり…と思ったら?
さっそくデートのお約束!……と思ったら、前日に「体調が悪くなって行けなくなった」と連絡が。
「やっぱり直前で気が変わったのかな」「もっと良い人が見つかったのかも」
落ち込む僕でしたが、気休め程度にこう返信しました。
「そういう日もありますよね😭 気にしないでください〜!」
すると、まさかの返信が。
「もし良かったら、別の日に会いませんか…?」

よ、よかった〜!ちゃんと本当に体調不良だったんだねぇ…!
気持ちを切り替えて、改めて初デートの約束をすることになりました。
少しずつ近づく距離、”犬カフェ”で急接近
緊張の中に垣間見えた彼女の魅力
場所は、落ち着いた雰囲気のカフェ。
彼女はかなりの人見知りのようで、最初はカチコチに緊張している様子。
「これは僕がリードしなきゃ!」
と必死に話題を振っていくうちに、徐々に彼女の表情が柔らかくなっていきました。
そんな中で出たのが、「好きなタイプってどんな人?」という質問。
意外な切り込みにドキッとしつつ、自分のタイプを話してから「じゃあ、○○さんは?」と逆質問。
彼女はしばらく考えた上で少し赤くなりながらも答えてくれました。
自分から振った話題で頬を赤らめちゃう彼女がなんだかとってもかわいく感じてしまいました。
この時、「もっと彼女のことを知りたい」と思い、二回目のデートに誘ったら快諾してくれました!
ワンちゃんを通じて縮まる2人の距離
場所は少し悩んだ末、犬カフェへ。
正直初めてだったのですが、これは大正解でした!
普通のカフェだと対面で会話になり、どうしても“探り探り感”が出てしまいますが、
犬カフェでは真横に座れるため自然と距離が縮まり、お互いの素が見えやすいんです。
彼女も少しずつ心を開いてくれたようで、話題も弾みました。

ワンちゃんが恋のキューピッドになっちゃうかもね!
告白直前。運命の三回目。
「世間的には三回目で告白」と言われるけれど、
正直なところ、僕にはまだ少し早いようにも思えていました。
彼女が人見知りな性格ということもあり、もう少し時間をかけて、
**“恋人として見てもらえる関係”**を作りたかった。
そこで三回目は、あえて**デート感**の強い場所を選びました。
地元でも恋人や家族連れが多く訪れる、温かくてロマンチックなスポット。
目標は、「友達」から一歩進むこと。
さりげなく肩に触れてみたり、歩くときの距離を近くしたりして、少しずつ心の距離も近づけていきました。
その日を通じて冗談を言い合えるようにもなり、結構良い感じじゃない??と思いながら、駅に向かう道を歩いていました。
すれ違った自転車、そして——
夜の帰り道。
二人並んで歩いていると、前から自転車がこちらに向かってきました。
とっさに、彼女の腕を引き寄せる僕。
少し強く引っ張りすぎたのか、彼女の体が僕の肩にぴたりと重なりました。
そのとき、彼女がふと、こちらを見上げてこう聞いたのです。
「くっつかれるの、嫌じゃないですか……?」
「……え?」
一瞬、意味が理解できませんでした。
でも、すぐに気づきました。
これは、彼女からの「サイン」だと。
「……いや、嫌いじゃないですよ。」
僕がそう答えると、彼女は少し頬を赤らめながら、こう言いました。
「もう少し、こうしてたいです……」

こ、これは…胸キュンすぎる~!!!!こんなの誰でもときめいちゃうよ😍
僕は自然と、彼女の腰に手を回しながら歩いていました。
すると彼女がそっと「手、つなぎたいです……」と。
ふたりで手をつなぎながら、駅までの道をゆっくりと歩いていきました。
運命の告白
駅に着いたとき、僕はもう、気持ちを抑えきれなくなっていました。
「よし、ここしかない。」
心を決めて、静かに彼女に伝えました。
「○○さんのことが好きです。付き合ってください。」
彼女は、少し驚いた表情を浮かべながらも、
照れたように、でも確かな笑顔でうなずいてくれました。

ついに待ち望んでいた瞬間!!長い冒険のハッピーエンドだぁ~!!
長かった旅、ようやくのゴール
大学2年から始めて、約3年。
何度も失敗し、落ち込んでも、諦めずに挑み続けたその先に、ようやくたどり着いたゴール。
今も彼女とはお付き合いを続けていて、
「相手がいるだけで、こんなにも人生が明るくなるんだな〜」と日々実感しています。
このシリーズは次回が最終話。
最終話ではマッチングアプリで彼女を作るための方法をまとめ、
これからアプリを始めようと思っている人、また既に始めているけど、
あまりうまくいっていない人に向けてのメッセージを書こうと思います。
恋愛初心者でも、ちゃんと向き合えば、必ず道は開けます。
僕の体験が、誰かの背中を押せることを願って。
次回【マッチングアプリ冒険記⑥】これからアプリを始めるあなたに
お楽しみに!
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